ホント、久しぶりの大変さで、いっときはわたくし、世の中のすべてを信じられなくなるくらい、そして世の中のすべてを拒絶するくらいの精神状態に陥りました。
そのダメージから今ようやく全回復できた感じです。
いやぁ、大変でした。
で、こう言った苦しみに耐えますと、その後には必ず大きな気づきや成長があります。
私はこれまでずっとこういったことを繰り返してきました。
特に、SCCを立ち上げてからのこの8年くらいは、その頻度がハンパではなく、「いったい私はどんな星の下に生まれてきたんだ!」と自分自身をなじりたくなるくらいでした。
でも、どうやらこの手の苦しみは、今回が最後のようです。
ところで、・・・
反応本音というのは、実は真本音から生まれ出たものである。
・・・ということの意味に、前回の「ねがいのもと講座ソーシャル」の授業の最中に気づきました。
ただ、すべての反応本音が真本音から生まれているわけではなく、真本音とは全く分離している反応本音もあります。
それをアメリカでは「エンティティ」と呼んでいるようです。
「エンティティ」という概念はとても難しく、私は理解できたようでできていなかったのですが、「真本音とは完全分離している反応本音の塊」と捉えると、かなりスッキリしました。
で、なんでこの話をしたかと言いますと、そのエンティティを生み出す「もと」のようなものが人の心の中にはありまして、特に私という人間は、それが凄まじく多い人間だったようです。
一般にそれを「闇が深い」と言いますけどね。笑
その、エンティティの「もと」が、今回の「揺れ揺れ」をもって、私の中から完全に浄化されたようなのです。
つまり、苦しみながら成長する、という一連の道のりは、ここでいったんのゴールとなったということです。
そのゴールを迎えることができ、私の目の前の現実は、これまた凄まじく変化しました。
同じ景色、同じ現象が、全く違った趣と響きをもって、私に迫って来ます。
ようやく私自身の「心の準備」が整ったということです。
ようやく私は、これから「人生の仕事」に向かっていけます。
私が本来、果たすべきことに向かっていけるのです。
最近の私の最も好きな音楽家であるブルックナー。
彼が交響曲第1番を完成させたのは42歳だったと言われています。
かなり遅咲きですね。
私も今、42歳。
かなり遅咲きですが、ようやく人生の本番です。
もうすぐ本番、もうすぐ本番、と何度も繰り返してきましたが、本当に本番が始まるようです。
私の本来の「人生の交響曲」が、明日、7月1日からスタートするのです。