こんにちは、竹内です。

コーチングというお仕事をさせていただいております。
私はとてもマイペースでのんびりしていますので、カタツムリのようだと言われます。
「コーチ・エスカルゴ」などとも呼ばれています。
ブログというのも、実は初めて書きますので、何を書けばよいのか・・・。
考えていてもわからないので、とりあえず、書き始めることにしました。
あとはのんびり、自然な流れに乗りながら、だんだんとコンセプトを固めていきたいと思います。

2011年01月24日

源と真本音2

人生の苦しみというのは、誰もが体験することです。
私にも、もちろんあります。
私にとって、人生で最も苦しかったのは、恐らくSCCを立ち上げる前後の時期でしょう。

その時のできごとや状況、そして心の状態は、今でも具体的に人に語ることはできません。
しかしあの体験があったからこそ、SCCは立ち上がり、私の「人生の願い」は始まりました。

本来、苦しみとは、自分自身の心が創り上げているものです。
自分で自分を追い込み、追い込み、追い込み、そしてついには、その苦しみに耐える力を失うところまでいきます。
自分で自分を追い込む、・・・それが私達人間の苦しみの正体です。
そして私も、その限界までいったことがありました。

その時、私は自分の心の中に存在する限界線を確かに見ました。
それは一つの境界でした。
もう一歩進み、その境界を越えれば、恐らく私の気は狂うだろう、ということがわかりました。
気が狂ってしまえば、なんと、楽なことか。
あぁ、楽になりたい。
・・・私はそう思いました。

これと似たことが、昔々にもありました。
学生の頃、私はワンダーフォーゲルという登山をするクラブにいました。
50kgのザックを背負い山を歩くという、かなりハードなことをやっていました。
一年生の頃、その練成合宿で、ザックに石を詰め、ちょうど50kgの重さにした状態で山道を歩くという訓練をしました。
初めてそれをしたとき、あまりの苦しさに私は、死んだ方がましだと思いました。
ある崖っぷちを通った瞬間、本気でそこから落ちてやろう、と思いました。
その時の誘惑と同じでした。
私は本気で、このまま一線を越え、気が狂い、何もかもがわからない状態になってしまおう、と思ったのです。

しかしその時、私の背後から私を止める存在がありました。
それは、もう一つの自分自身の心でした。
それはそれは強い力でした。
私は、そのもう一つの自分の心に止められ、なんとか現実世界にもどったのです。

そんなことが、幾度となく続きました。
本当に苦しい時期でした。
でも、ついに本当に限界を越えそうになりました。
何度目かのとき、私は本当に決心したのです。
今度こそ、本当に私は限界だと。
人生のすべてを捨ててしまおう、と。
そして、最後の一歩を今まさに踏み出そうとしたのです。

するとその瞬間でした。
これまでとは次元の違う、圧倒的な力を、私は感じたのです。
はっと振り返ると、そこには「海」がありました。
果てしなく広がる「海」が観えたのです。
無限に続く輝く「海」でした。
それを観た瞬間、私の心の中にあったドス黒いもの達が、一瞬にして消散しました。
私はただ茫然と、その「海」を眺めるだけでした。

それは圧倒的な存在でした。
自分の心の中に、こんなに大きくて広くて深い「海」があるんだ。
こんなに揺るがない、完全なる存在があるんだ。
茫然としながらも、目からは涙が流れ続けました。
ある意味のあきらめを、その時の私は感じていました。
「もう抗えない。
 私の心の中には、こんなに凄い自分がいるんだ。
 この自分にはもう、抗うことなどできはしない。」

その「海」こそが、私が初めて目にした「本来の私」「真の私」の姿でした。
私は、それを「真本音」と名づけました。

つづく



この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。