こんにちは、竹内です。

コーチングというお仕事をさせていただいております。
私はとてもマイペースでのんびりしていますので、カタツムリのようだと言われます。
「コーチ・エスカルゴ」などとも呼ばれています。
ブログというのも、実は初めて書きますので、何を書けばよいのか・・・。
考えていてもわからないので、とりあえず、書き始めることにしました。
あとはのんびり、自然な流れに乗りながら、だんだんとコンセプトを固めていきたいと思います。

2007年02月20日

過去を乗り越える方法

偶然なんでしょうか、それとも必然なんでしょうか。ここ数日の間に、私の前に本当に苦しんでいる方が立て続けに何人も現れました。
そのほとんどは以前から存じ上げている人です。
もともとは元気のよい彼らが、各々の何らかのきっかけによって、今、本当に苦しんでいます。
彼らの苦しみの根源は、「過去」です。
過去の自分が浮上してきてしまっています。
過去につらいことがあり、その時の自分を責め、今の自分をさらに責めているんですね。

「加害者の苦しみ」ってありますよね。自分が被害者になった時の苦しみもありますが、自分が意図したわけでもないのに、でも自分自身が原因となって人を傷つけてしまった。とか自分が誰かに被害を与えてしまった。・・・など、それにより大きな罪悪感が自分に襲い掛かります。そのような経験は誰もが持っていると思います。
そして心の底では、「自分が加害者になった苦しみ」は「自分が被害者の場合の苦しみ」以上に膨れ上がるときがあります。
時にはその苦しみが大きすぎて、自分が加害者であるのを認めることができずに、自分の中で無意識に自己防衛と自己弁護が始まり、「自分も被害者なんだ」という方向に持っていこうとすることもあります。そしてその苦しい経験を忘れよう忘れようとします。
で、実際に忘れてしまいます。・・・いや、忘れたつもりになります。
本当は忘れてはいないのですけどね。
本当には忘れてはいないので、何かのきっかけで、それが浮上してくることになります。
それは長い間、忘れたふりをして抑えていた分だけ、その反動として「より大きくなって」自分に降りかかってきます。
すると、足元がぐらついて立っていられなくなるくらいに大きな苦しみを感じます。
孤独感に陥り、時にはすべてが絶望的にさえなります。

でも安心してください。
「浮上してきた」ということは、よいことなんです。
今まで、隠れたところで自分自身を苦しめ続けてきたものが浮上してきたということは、それがいよいよ自分の中から開放される前兆です。
開放される前には、確かに大きな苦しみを感じますが、それをしっかりと正面から見据え、受け止め、ありのままに感じることができれば、それは抜けていきます。

過去の思い出したくない後悔している経験が浮上してきてしまい、どうにも拭い去れなくなってしまった場合の対処方法を以下に記します。
じっくりと腰を据えて、行なってみてください。

1.浮上してくるものを無理に抑えないこと。
2.過去の事実は変えることはできない、とあきらめること。
3.でも過去の解釈は変えることができます。
  まずはその過去から目をそむけるのではなく、その過去に目を凝らします。
  湧き上がる感情はすべてノートか紙などに書きなぐるとよいでしょう。
  出てくるものを、そのまま外に出してしまうわけです。
4.そしてその過去のできごとや過去の自分を、一つの視点ではなく、様々な視点から観察し
  ます。
  例えば、相手のいる場合は、相手の立場から観てみるとか。人生全体という大きな視点か
  ら観てみるとか。第3者的な視点から観てみるとか。なりたい自分になったつもりで観て
  みるなど。
  しっかりと目をそらさずに観察できるまで、それを続けます。ちょっと苦しいかもしれな
  いですけどね。
  すべて自分が感じたことは、やはりノートや紙に書きなぐります。
  もし、信頼できる人(心から安心できる人)がいれば、観察したことをその方に語ること
  ができればさらによいですね。つまり、語りながらアウトプットするわけです。
  心が軽くなるまで(何かが抜ける感覚を得られるまで)、この観察を続けます。
5.二度と同じことを起こさないためにも、「今、この瞬間から」自分はどのような生き方を
  するかを決めます。
  あまり「べき論」っぽく決めないでください。「本当にこうしたい!」という生き方を決
  めてください。
6.そう決めることができた自分を承認します。
  自分で自分を応援します。
7.日常の中で、少しでも(ほんの少しでも、どんな小さなことでも)決めた生き方通りに実
  践できたら、その都度、その瞬間に自分を褒めてあげてください。
  「よくやった! えらい!」と。
  それを続けることによって、少しずつですが、自分で自分を「許す」ことができるように
  なります。
  だんだんと心が開放されてくるのが、わかるでしょう。
  徐々にですが、エネルギーが湧いてくると思います。

大切なのは、「自分としっかり向き合うこと」、そしてその上で「自分で自分を許すこと」です。
でもこれは頭で考えるだけではなかなかできません。ですから、以上のようなステップが必要です。
自分が感じていることを素直にすべてアウトプットした上で、自分を許す(=自分を承認する)。そして、前に向かう。
それが、人生を自分らしく生きるための、そして自分の心を自由にするための基本だと思います。

<注意事項> 
上記でご紹介した手法についての注意事項です。
*この手法は、精神安定剤などのお薬を服用されている方は、絶対に行なわないでください。
*この手法は、過去の後悔するできごとが、どうしても自然に浮上してきてしまい、止まらな
 い場合にのみ行なってください。
 浮上してこないものを無理に掘り返す必要はありません。
 本文でも書きましたが、「浮上してくる」ということは「開放されようとしている」という
 前兆です。逆に言えば、自然に浮上してこないということは、まだ開放される時期ではない
 ということです。
 自分の苦しみを、無理に意図的に作り出す必要はありません。
*過去の後悔するできごとが浮上してきてしまう方でも、上記の手法のうち、特に3番と4番
 の部分(その過去の自分と向き合うこと)について自信のない場合は、無理に一人では行な
 わないでください。
 自信がない状態で始め、その結果として苦しさに耐え切れず中途半端に終えてしまうと、自
 分の苦しみを増すだけになってしまうかもしれません。
 その場合は信頼できるカウンセラーやコーチにご相談し、サポートを受けてください。

※明日からしばらく、缶詰で研修に入りますので、ブログは25日(日)までお休みさせていただきます。


posted by はーん at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうもありがとう。
自分と向き合い乗り越えようと思います。
Posted by なみ at 2010年12月26日 22:36
あまり無理せず、一歩ずつ行なうと良いですね。
Posted by はーん at 2010年12月29日 19:38
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。