こんにちは、竹内です。

コーチングというお仕事をさせていただいております。
私はとてもマイペースでのんびりしていますので、カタツムリのようだと言われます。
「コーチ・エスカルゴ」などとも呼ばれています。
ブログというのも、実は初めて書きますので、何を書けばよいのか・・・。
考えていてもわからないので、とりあえず、書き始めることにしました。
あとはのんびり、自然な流れに乗りながら、だんだんとコンセプトを固めていきたいと思います。

2007年03月06日

ありのままに向き合う パート3

ありのままに向き合うために必要なポイントの一つ、それは「又聞きの評価」や「噂」などからの脱却です。

「どうもAさんがあなたに反感を持っているようですよ」と誰かから聞いたとしましょう。
その後でAさんと直接会うと、何となくいやな感覚でAさんを見てしまいます。
逆に「Bさんはあなたにとても好感を持っているようですよ」と噂で聞いたとすると、実際にBさんと会うと、何となくこちらも好意を持ってBさんを見るでしょう。
人には、そういう面があります。
そしてそういった「又聞きの評価」や「噂」に囚われてしまうことによって、大きなミスコミュニケーションにつながる場面も、日常の中では数多いですね。

私のクライアントである、ある企業のA部長から「部下のBが、私に反発しているのです」と相談を受けたことがあります。
よく話をお聴きしますと、A部長の発表された、部署の新方針と新戦略について、どうやら部下のBさんが反発をしているようです。
「他の部下から聞いた話によると、私の新方針について、『意味のない方針だ』と言っているらしいのです。」
A部長はBさんのことを以前からすごく期待しており、自分の右腕にしようと思っていたそうです。期待感が大きかったが故に、今回のことについてのショックや失望感も大きく、最近はBさんの悪い部分や不満な部分ばかりが目についてしまうようでした。
「あいつは頭はいいが、評論家的なところがあり、いつも口だけなんだ。私の方針に賛成できないなら、自分で作ってみろ!と言いたいです。・・・」
と、Bさんに対する文句が後から後から出てきて、止まらなくなってしまいました。

さて、一方で私はBさんのコーチングもしていました。
BさんにA部長の方針について何気なく聴いてみますと、彼はこう言われたのです。
「えぇ、良い方針だと思いました。私達の部もこれからは大きく変革しなければならないと思っていましたから。
でも、もう少し具体的に何をすればよいかを煮詰める必要があると思います。今のままですと、絵に描いた餅になってしまいますから。具体化するのは私達部下の仕事だと思っていますので、他の皆にも意見を聴きながら、具体案を考えている最中です。
それができたら、A部長に提案しようと思っています。」
・・・どうもA部長が噂として聞いた内容とは、様相が違うようです。

A部長は、Bさんが「意味のない方針だ」と言っていると思われていましたが、Bさんは「意味のない方針にしないためにも私達が頑張らねば」と思っているようです。
そこで、私はA部長にご提案して、A部長・Bさん・私、の3人でお会いすることにしました。
そして面と向き合ってじっくりと話をしてみますと、以前のA部長の失望と不満の気持ちはどこへやら、とても前向きでよい話し合いができ、大いに盛り上がりました。
もちろん、今ではBさんはA部長のよき右腕として活躍されています。

ありのままに向き合えばなんてことはない人間関係も、「又聞き」や「噂」が入るためにおかしな方向に向かってしまうという典型的な例ですね。
特に企業などでは、このような例がとても多いです。
逆に言えば、「又聞き」や「噂」に左右されず、あくまでも「直接、向き合う」ことを大切にし続けることが、円滑な人間関係の基礎になるということですね。

つづく


posted by はーん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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