こんにちは、竹内です。

コーチングというお仕事をさせていただいております。
私はとてもマイペースでのんびりしていますので、カタツムリのようだと言われます。
「コーチ・エスカルゴ」などとも呼ばれています。
ブログというのも、実は初めて書きますので、何を書けばよいのか・・・。
考えていてもわからないので、とりあえず、書き始めることにしました。
あとはのんびり、自然な流れに乗りながら、だんだんとコンセプトを固めていきたいと思います。

2007年06月10日

お手上げ状態の授業

一昨日(金曜)の夜、SCCコーチング講座のSOCIAL−17の授業がありました。
全30回のうち、第29回目の授業でした。
私にとってはとても意義深い授業になりました。

金曜の夜クラスはとても少人数(4名)で行なっています。
そのうち1名が欠席されたので、一昨日は3名の受講生さんがいらっしゃいました。
3名のうち2名の方が精神的・肉体的にちょっと大変な状況にあり、通常の授業が行なえない状態でした。
開始30分くらいで、私の心の中ではお手上げ状態になりました。

お手上げ状態。
これまでの自分の経験や、通常使っているノウハウなどが全く通用しない、と感じられる状態です。
つまり、どうすればよいのか全くわからなくなる状態。
実は、コーチングや研修の場ではよくこうなります。
むしろ人と向き合う現場では、お手上げ状態にならない方が少ないくらいです。
そしてこれがとても重要なことですが、コーチングも研修も「お手上げ状態になってからが本当のスタート」です。
既存のノウハウややり方に無理に当てはめようとするのではなく、まさしくお手上げ状態から「クライアントと共に創る」状態に入っていくわけです。
それができてこそ、最善の一歩を生み出すことができます。
ですからSCCでは、「ノウハウや基本的やり方を教えること」を基礎としながらも、マニュアル通りのコーチングではなく、むしろ「お手上げ状態になってからこそ本当の力を発揮し、今この瞬間に共に創るコーチングができるようになる」ためのコーチング力養成を目指しています。

さて、一昨日の授業もそういう状態になりました。
ある受講生さんはあまりに自分の状態がよくないものですから皆に気を遣ってくれて、「私、今日は帰ります」と一度は言われたのですが、「今のこの状況をすべて承認して、すべてを必然と考え、今この瞬間からできる最善のことをしましょう。」と、お互いがコーチとして共に場を創ることを決め、ちょっと苦しかったですがみんなで一生懸命に場を創りました。
「今の自分のような状態のクライアントがいたとすれば、自分はコーチとしてどのように対応するか?」
そんな問いかけをしながら、授業は進みました。

そこにいらっしゃった3名の受講生さんの真摯な姿勢と向き合う中で、私の心はどんどん安定していきました。
気がつくと、私の心の中の地面に亀裂が走り、地面が粉々に砕け、その下からまばゆい光が生み出されるのが観えました。
ちょっと前のブログに書かせていただきましたが、ここのところの私の心はなぜかとてもよく揺れ動き、コーチングも研修も近年ない不安定さの中で必死に行なっていたのですが、その揺れは「心の地面に亀裂を入れるための必然的な揺れ」だったのだと初めて気づきました。
地面はすべて飛散しました。
後にはただ、まばゆくあたたかい光だけが残りました。
その瞬間、私は完全にもとにもどる感覚を得ました。
最近ずっと忘れていた安定し安心できる感覚でした。
3人の受講生さん達と向き合うことによって、私はもとの自分にもどることができたのです。
そして気がつくと、受講生さん達もなんだかスッキリとした顔をされています。
いつの間にか3時間が過ぎていました。
その3時間の間、そこにいた4人全員がコーチとなりクライアントとなり、お互いにコーチングをし合っていたのだな、と思いました。
予定の授業は今回は全くできませんでしたが、お互いにコーチングのすばらしさを改めて感じ合うことのできた時間だったように思います。

3人の受講生さん達に、本当に感謝です。
ありがとう。


posted by はーん at 10:36| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの夜から気持ちの隙間が消え、

ブレが治まりました。

“あの夜を共に迎えるために、すべては引き寄せられた”

これまでの一瞬一瞬の決断が今ここに到達する道のりだったのかと、
初めて「必然」を実感し、心根に染み込みました。



ハーン、
そしてすべてのヒト・コト・モノに(もちろんウルトラマンネクサスにも)出会えたこと、
感謝です。

ホント、ありがとです。


あの夜に
Posted by きむち at 2007年06月11日 14:46
確かにあの夜は必然でした。
コーチングとは、こんなに凄いものかと思いました。

ありのままを感じ、受け取り、今、ここにいるという存在があまりに壮大で・・・

ありがとう。の一言につきます。

ハーンのいつもしない表情が・・・
かっこよかった。
Posted by オカ at 2007年06月12日 00:02
ウルトラマンネクサスのセリフを載せておきましょう。(たまたまこの授業の前にDVDを観ていたら出てきた感動的なセリフです。・・・って、ちゃんと仕事しろよ!って言いたくなるかもしれませんが。)

ウルトラマンに変身する若者が決死の覚悟で最後に闘いに望みます。
それを見ている主人公が「なぜ彼だけがこんな苦しみを味わうんだ! 僕には見ていることしかできない。自分がはがゆい! 僕が彼の代わりになれればいいのに。」と悲しんでいる所に、彼の隊長が彼(主人公)に言うセリフです。(正確ではありませんが。)

「他人の人生を肩代わりすることはできない。
それが親子でも恋人でも、自分がどれだけ愛している人であったとしても。
だからこそ我々は心を込めて絆をつくろうとする。
見ていることしかできないのであれば、見ていてやれ。最後まで。」

ちなみにネクサスとは「絆(きずな)」という意味です。く〜っ!
私は近年観たあらゆる映画やドラマの中で、最も感動しました。
これを先日の授業で紹介したのでした。
Posted by ハーン at 2007年06月12日 00:38
やっと、ハーンのブログをちゃんと読む気になった今日この頃です。まだ目は回っていますが。「見る事しか出来ないのであれば、ちゃんと見よう」そう思えてきました。世界が回って見えることも必然なんですね。
Posted by あっちゃん at 2007年06月16日 22:53
でもまぁ自分の体のことなので。
あまり無理せずに養生してあげてくださいね。
Posted by ハーン at 2007年06月17日 18:21
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