今日はその初日でした。
場所はその企業様の大きな研修センターで行なわれるのですが、私の研修だけでなく、隣の部屋でもさらにその隣の部屋でも別の研修が行なわれていました。
その企業のグループ会社の中に、教育を担当する専門の会社があり、その社長さんとはずっと二人三脚でやってきました。
その社長さんご自身が隣の部屋で別の研修の講師をなさっているのですが、休憩の合間に廊下などで顔を合わせると、「お疲れ!」という感じなんですね。
本当は研修を依頼する側とされる側の関係なんですが、いつの間にかもう、そういうのないんですね。
一緒に主催する同志と言いますか、同じ会社の人間のような付き合いです。
今日の私の研修の内容は、実はこれまでに一度も行なったことのないパターンのものなんですが、完全にお任せしていただいているんですね。
テーマだけいただいて(かなり大きな重要テーマなのですが・・・)あとはお任せ。
研修の内容案を書類にして提出しても、「もうお任せしてますからいいですよ。」としか返事が返ってきません。
今日だって、その企業様の担当の人間をつけてくれないんだもん。
完全に自由にやってください、ということです。
これは実は私にとってはとてもうれしいことです。
その企業様がどれだけ研修や教育に力を注いでいるかは、私は充分に存じ上げています。
決して研修をないがしろにしているからの「お任せ」ではありません。本当の「お任せ」なんですね。
だからうれしいのです。
そして本日の私の研修にご参加の皆さんも前向きな方々ばかりで、とても活気がありました。
どんどん彼らから私に向かってエネルギーが伝わってきます。
私は彼らのエネルギーに包まれながら、それに身を委ねながら研修を行なえました。
ですから、研修前よりも研修後の方が元気になっているような感じでした。
明日は2日目。
いつも2日間研修の場合は、「土台創りの1日目、未開の地を開拓する2日目」というような展開になりますが、何が起こるかわからない2日目。
毎度のことながらドキドキワクワクです。
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